庵野秀明に人生を狂わされた話

アニメ好き・映画好きの人なら9割の人はこの人知ってますよね。

 

庵野秀明監督

 

私ね、この人のせいで人生狂ったんですよ。正しく言えば、進路変更です。

 

高校三年生の9月。夏休み明けにある実力テストを終えて、(友達ではあったが)大して仲良くなかった隣の男の子に「『君の名は。』見に行こうよ」と声をかけたんです。今思えばなんであの時彼に声をかけようと思ったんだろう。てかなんであの時期に映画なんて観に行ったんだろう。

 

もう1人女の子を誘って3人で映画館へ行きました。『君の名は。』見たかったんですけどね、満席で見れなかったんです。どうしようかって話になり、普通はそこでじゃあ帰って勉強しようってなるのが普通なのに(我々受験生なので)

 

「『シンゴジラ』見よう!」

 

となってしまったのです。バカですね〜。

 

鑑賞後、衝撃のあまり3人ともエンディングロール終わっても場内が明るくなっても一言も発せませんでした。

 

「最後のあれ…何?」

「わからん…」

「…」

「…」

「帰るか…」

 

本当にこんな感じでした。

 

 

志望校に落ち、親に土下座し浪人を決意した1カ月後、進路を変えました。平々凡々な私が、芸術的センス皆無な私が、そこそこの大学に行って一般企業に入ってそこそこな暮らしをしたいと思っていた私が、映像制作に特化した学校・学部に入ろうと思ったのです。当然親は唖然としていました。

 

あの時見た「シンゴジラ」が半年経っても頭から離れなかったんです。

 

私の叔母と従兄弟はゴジラが好きで、祖母の家に遊びに行くたびにゴジラを見させられていました。私の"ゴジラ"はあの時の"ゴジラ"で、疑う余地もありませんでした。でも、あの頃見ていたゴジラ庵野秀明が創るゴジラはあまりにも違って、私の中の"ゴジラ"がぶち壊されました。

その衝撃はある種の感動のようなもので「私もこれを創りたい」と思ってしまったのです。元々映画やテレビが好きだった私は、映像制作をする側になることを決心しました。

 

今は映像を作る勉強をしています。まだまだ基礎的な技術しかないし、どんどんアップデートされるAdobeに対応するのも大変です。それでも私は学びます。庵野秀明に狂わされた人生を進むために。

 

 

今更ですが今度シンゴジラの感想書きます。